Audacityの編集ツールの使い方 [Audacityの使い方]
Audacityの編集ツールでは、読み込んだ音声ファイルの波形の一部をカットしたりトリミングしたりする事が出来る以外にも、一部を無音化したり、一部以外を無音化したりする事が出来ます。
ですので、Audacityでの音声編集で大枠となる編集作業は基本的に編集ツールで行うことが多いです。
範囲選択した後、編集ツールのボタンをクリックする
編集ツールの使い方は簡単で、選択ツールで範囲選択した後に、編集ツールの各ツールのボタンをクリックするだけです。
例えば、音声波形の一部分だけを無音化したい場合には、その部分を範囲選択した後に、「選択部分を無音化」ツールのボタンをクリックします。
そうすると、その範囲だけが無音状態に編集されます。
音声の一部分をコピーして別の箇所にペーストする
Audacityの編集ツールでは、範囲選択した箇所の波形だけをコピーして、別の箇所に貼り付けるといった編集も行えます。
まず、コピーしたい波形の範囲を選択状態にして、編集ツールの「コピー」ボタンをクリックします。
次に、コピーした範囲をペーストしたい箇所にシークバーを移動して、編集ツールの「貼り付け」ボタンをクリックします。
そうすると、こんな感じで、シークバーの位置から、コピーした波形が貼り付けられます。
Audacityの編集ツールは、このように、選択範囲の箇所を無音化したりコピーしたりといった使い方になっています。
Audacity(オーダシティ)の基本的な使い方 [Audacityの使い方]
Audacityでは様々な音声ファイルの編集を行うことが出来ます。
Audacityで音声編集を行うには、まず、Audacityの画面に音声ファイルをドラッグ&ドロップします。
そうすると、上の画像のように音声ファイルが音声波形として表示されます。
Audacityで音声編集を行う際には、読み込んだ音声ファイルの音声波形をカットしたり、無音化したり、一定範囲にだけエフェクトを施したりしていきます。
Audacityのツールの種類
Audacityの画面上部には、音声編集を行う際に利用できる色々なツールが表示されています。
その中で特に使う頻度が多いのが、編集ツールです。
編集ツールには、音声波形をトリミングするためのツールや、無音化するためのツールなどがあります。
範囲選択してトリミングを行う
Audacityを利用する目的として一番多いのが、音声ファイルの一部分をトリミングするという音声編集だと思います。
音声ファイルの一部分をトリミングするには、まず、ツールツールバーの「選択ツール」を選択状態にします。
そして、タイムライン画面に表示されている音声波形でトリミングしたい箇所をドラッグ&ドロップして範囲選択します。
あとは、編集ツールのハサミマークをクリックすれば、選択した範囲がトリミングされます。
このように、Audacityでは、”編集したい範囲を選択ツールで選択状態にして、編集ツールのツール類をクリックする”、という使い方が、基本的な使い方になります。
Audacityプロジェクトファイルへの保存
音声ファイルを編集したAudacity画面の状態は、Audacityのプロジェクトファイルとして保存する事が出来ます。
Audacityのプロジェクトファイルとして保存する事で、プロジェクトファイルとして保存した時の編集状態から編集を行えるようになります。
Audacityのプロジェクトファイルとして保存するには、メニューバーの「ファイル」項目をクリックして「保存」にマウスを合わせ、表示された項目の「保存」をクリックします。
そうすると、プロジェクトファイルの保存先を指定する画面が現れるので、保存先フォルダを指定して、プロジェクトファイル名の入力を行い「保存」ボタンをクリックします。
そうすると、指定したフォルダに「ファイル名.aup3」というAudacityのプロジェクトファイルが保存されます。
Audacityのプロジェクトファイルを開く
Audacityのプロジェクトファイルとして保存したら、このプロジェクトファイルを開くだけで、前回、保存した編集状態から音声ファイルの編集を行うことが出来ます。
Audacityのプロジェクトファイルを開くには、Audacityを起動させた後、メニューバーの「ファイル」項目の「開く」をクリックします。
そして、現れたエクスプローラー画面で開きたいAudacityプロジェクトファイルをダブルクリックします。
そうすると、以前に保存した際の編集状態で、音声波形がタイムラインに読み込まれます。
ちなみに、今の手順でなくても、保存したAudacityプロジェクトファイル自体をダブルクリックすれば、自動的にAudacityが起動されて、そのプロジェクトファイルが読み込まれた状態になりますが、たまにバグが発生して、Audacityがフリーズしてしまうので、少し面倒くさいですが、Audacity画面の「開く」項目からプロジェクトファイルを開くようにしましょう。
Audacityの基本的な使い方は、ここで紹介した使い方になるので、しっかりと覚えていきましょう。
